4.通信販売の歴史の話2

皆さんもここまで御覧になって、通信販売の起源がお分かりいただけたでしょうか。通信販売は始まってから現在に至るまで約100年余りの歴史が有るのです。以上が世界における通信販売の起源です。それでは日本の通信販売の歴史はどうなのでしょうか。アメリカで始まった通信販売が、それでは日本で始まったのは何時なのでしょうか。皆さんは御存知でしょうか。ここでは日本における通信販売の起源について紹介していきます。
日本で通信販売が始まったのは明治初期に遡ります。日本では、津田仙という人が自ら創刊した「農学雑誌」という雑誌によって、1876年(明治9年)に始まったのが通信販売の最初である、と言われています。ですので現在まで日本の通信販売は約140年の歴史がある、ということになります。それではこのときに或る意味記念するべき日本最初の通信販売の商品として販売されたのは何だったのでしょうか。皆さんはこの日本最初の通信販売の商品が何か御存知でしょうか。日本最初の通信販売の商品も、クイズとして皆さんに提示しておきましょう。その答えは一体なんでしょうか。これは「農学雑誌」というくらいですから、農業と関係が有ります。日本最初の通信販売の商品、それはアメリカ産玉蜀黍の種でした。これが日本における最初の通信販売でした。日本での通信販売はここから始まったのでした。如何でしたか。少し意外に思われたでしょうか。ですがいずれにせよ、日本の通信販売の歴史はここから始まります。
とは言っても、当時は通信販売の市場はまだまだ小さく、従って通信販売の規模も細々としたものでした。当時の日本の通信販売は、当然ながら現在のような大きな通信販売産業としては成立していませんでした。私達庶民にとっては、通信販売はまだまだ馴染みの存在ではありませんでした。

それでは現在のように、通信販売が一つのビジネス、産業として大きく成長していくのは何時ごろからなのでしょうか。現在のように日本で通信販売が産業として確立されたのは、戦後になってからのことです。そのきっかけになったのは、まずはラジオ受信機製作用電子部品の雑誌広告による通信販売でした。それから今度は私達もよく知っている大手百貨店等が通信販売へ参入するようになっていきました。こうして少しずつ通信販売がビジネスとして広がっていきました。そして1960年代になってから、カタログ販売の主要業者が設立されるようになりました。現在カタログ販売を中心として通信販売を展開する業者がたくさん有りますが、その多くがこの頃誕生しています。そして1970年代頃になってからは、現在でも私達がよく見るようなテレビショッピング、或いはラジオショッピングのような形でも通信販売が行われるようになっていきました。このようにして現在も私達が非常によく目にするような通信販売の形態が続々と登場してきます。ここで大きな産業、ビジネスとしての通信販売の雛形ができていったのです。日本の通信販売は大体このような経路を辿って拡大してきました。

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サンワード貿易
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Last update:2017/2/14